スリランカ基本情報
基本の基本情報
数値だけじゃない!
解説つき♡
●場所:インドの近く、モルディブの近く
→モルディブ旅行の乗り継ぎで訪れた方も多いはず。
●正式国名:スリランカ民主社会主義共和国
→暴力革命や独裁ではなく、民主主義によって社会主義を実現しようとする思想のことです。
イギリス領の時代には「セイロン」と呼ばれていました。
●首都:スリー・ジャヤワルダナプラーコッテ
→小学校の授業で習う、噂の長い首都名です。現地の人は「コーッテ」と呼びます…。
●面積:6万5607㎢
→日本の国土の1/5以下、北海道より面積が小さい国です。
●人口:約2180万人(2019)
→ただし、人口密度は世界ランキング日本が25位、スリランカ26位でほぼ同じです。
(出典:国連「人口統計年鑑2018」)
●時差:−3時間30分
→体に負担がなく、日本と行き来しやすいです。
民族・宗教・言語
とてもデリケートな
ことなので渡航前に知っておきたい
●民族:シンハラ人(約70%)、タミル人(約20%)、スリランカ・ムスリムなど(約10%)
→スリランカは多民族国家です。
2大民族は、紀元前にインドから来た仏教系シンハラ人と、ヒンドゥー系タミル人です。
●宗教:仏教、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教
→シンハラ人の多くは仏教徒です。ヒンドゥー教はタミル人が多いです。
キリスト教は、海沿いの地域に集中しています。
スリランカは宗教が絡む内戦や衝突を経験している国です。内戦終了は2009年です。
●言語:シンハラ語、タミル語、英語
→シンハラ人の多くはシンハラ語を話します。タミル人とムスリムはタミル語を話します。
看板・食品パッケージなどは3言語が併記されるのが基本です。
コロンボなどの発展地域、医者やエンジニアなどの仕事の人たちは基本的に英語が話せます。
田舎に行くと、英語は通じないので要注意です。
気になるお金のこと
かしこく使おう♡
●通貨:スリランカ・ルピー
→為替の変動幅が大きいので事前に調べた方が安心。
例えば、スリランカカレーは現地人価格なら250Rs=175円(2020.6現在)。
●物価感覚:日本より全体的に安め
→ただし、観光国なのでホテルなどは時期によって大きく変動する。
中国の春節は要注意です。時期を外せば外資系ホテルも破格で宿泊可能。
●チップ:あり
→チップ習慣のある他の国と大差はないです。
●物価平均にくらべて高いもの:輸入品、ペーパー類。
→関税の関係で輸入品は高額。例えば、日本で見かける輸入のお菓子など。
トイレットペーパーやティッシュも比較的高額商品。
●日本の価格で安く感じるもの:食費
→現地食堂やスーパーなら、食費は安く感じると思います。ホテルのランチなども安めです。
準備前に確認!気候
常夏の国♡
●気候:基本的には暑い
→年間を通して、基本的には日本より気温変動がないです。
ただし、場所によります…。紅茶で有名なヌワラエリアなどの高地は年間平均16℃。
日本の夏+はおりもの+靴下+長い丈のトップス&パンツがあればどこでも大丈夫です。
●地域差:あり
南西部(コロンボやキャンディやゴール)と北東部(ジャフナやアルガンベイ)では気候や雨季が
異なります。事前に自分がどこに行くのかで季節を確認した方が安心。
そのおかげで、サーフィンは1年中できる国です!
スリランカのお休み
満月の日は
お酒飲めません♡
年間を通じて色々な祝日があるのですが、最も注意が必要なのはこの2つです。
1.シンハラ・タミル新年
→毎年変わるが、大体は4月の上旬〜中旬。
新年と大晦日だけでなく、その1週間前くらいからお休みがポツポツ出始めます。
お店や観光地もほとんどお休みになるので、この時期はホームステイ以外はおすすめしません。
2.毎月の満月の日(ポーヤデイ)
→スリランカの満月の日は日本と違うので要注意(1日ずれています)。
満月の日はお店や交通機関はお休みになることが多く、何よりお酒が飲めないです。
(外資系ホテルでも飲めません。スーパーでも買えません。)
この日にお酒を提供すると、警察に取り締まられるほど厳しいです。
諦めて、スリランカの人たちと共にお寺にお参りに行きましょう。
コンセント事情
色々充電したいです
●電圧:230-240V、50Hz。
→日本とは異なる電子機器を持ち込む場合は確認しましょう
iPhone、MacBookなどは、電圧の変換はなくても対応可能でした。
●プラグ:色々
→BF/B3/B…と様々なプラグが混在しています。
高めのホテルでも変換プラグを置いてくれているところは少ない印象です。
マルチタイプの変換を1つ持って行くと便利です。